窓辺のサイネリア
朝靄に溶け込んだ
さえずる残響が
まどろみを覚ましたような

小指の約束と
水際のおまじない
景色は色褪せて
鮮やかに眩むのに

ああ頬に触れて
伝えたくて、手を伸ばしては
もう遠く遥か
届かないな、届けばいいのにな

ああ君が爆ぜて
淡く滲む、痛む疵口
そうこれでいいの
君がいいの、夢でいいよ

好きを仕舞い込んで
惹かれるたびずるくなるから
どうか気付かないで
わがままを匿ってあげる

緩く閉じた腕を
憶えたまま噎せかえるけど
どうか探しだして
君の薫りをささげてくれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

サイネリアの夢

だから、すこしだけお別れだ。
(ひらがなは前頁にあります。参考にしていただければ幸いです)


応募元:雪さん(http://piapro.jp/t/R67F

※サイネリア:望みのある悩み

※けしごむさんに使っていただけることになりました!


※候補

「刹那揺れて
頬を伝う、目を伏せるのに
届かなくて」

「頬に触れて
伝えたくて、伸ばすこの手は
届かなくて」

「伝えたくて
届かなくて、手を伸ばすのに
遠く微か

君に触れて思いだすよ
いつかみた、サイネリアの夢」

閲覧数:516

投稿日:2013/10/17 22:30:58

文字数:247文字

カテゴリ:歌詞

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