長い黒を超え  その先に見えたのは
 息を呑むほどに 美しい陽の光
 
 赤橙に色づく坂道と     
 どこか感じる懐かしさ

 ありきたりで何処にでもある様な話だけど
 言うならばそれが全て
 行く旅路で出会うワンシーンが
 僕の中、永遠(とわ)の記憶となる    
     
 
 「一人」行く時も 「独り」ではないと知る
 それが時間を経て 強さへと変わっていく

 何もかも不安でいたけれど
 今じゃそれさえ愛おしい

 耐えきれずに逃げ出した夜があり
 何も見えず俯いた「かつて」がある
 だけどそんな闇が ある日ふと
 差し込んだ白い光たちを

 眩しくする

 
 ありきたりで何処にでもある様な話だけど
 言うならばこれが全て
 見つけ出した答え胸に抱き
 少しずつ、僕は踏み出してく

 長い白へ・・・



[読み方]
 時間→とき     赤橙→せきとう 
 俯いた→うつむいた 抱き→だき

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

長い黒

KSTYさんの曲に歌詞をつけさせて頂きました


曲のイメージとしては
「闇が深いほど差し込む光が眩しくなっていく
 様に高い壁を登ろうと苦労するからこそ、
 乗り越えた先に見える景色は美しくなる」

といった感じです。


タイトルはくろ(色)と苦労のダブルミーニング
です。

閲覧数:220

投稿日:2020/02/20 21:41:31

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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