深い海のような夏の空に
足音も立てずに君は溶けた

ずっと水面の底に言葉を隠して
傷みを避けてきた

今更あの時なんて思ってみても
風が運ぶ夏の暮れの香りも
もう二度と君には伝えられない
言えずにいた藍色の言葉も

花束と涙が枯れた今も
僕はまだ虚な心のままだ

君に言いかけてた言葉が今でも
喉につまりそうだよ

君がいなくなるなんて思わなかった
夏の果てを惜しむ蝉の声が
何度も君を思い出させる
その度に唇を噛むのだろう

いつかは僕のこの命も
終わる時が訪れるの
心臓の音が鳴り止む前に
言えずにいた言葉を

今更あの時なんて思ってみても
風が運ぶ夏の暮れの香りも
もう二度と君には伝えられない
言えずにいた藍色の言葉も

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

藍色と花束

初音ミクオリジナル曲です。
夏の曲です。

閲覧数:2,049

投稿日:2020/09/14 23:49:19

文字数:313文字

カテゴリ:歌詞

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