誰かが叫ぶ声が聞こえる。鮮血がほとばしる。美しいまでにえぐられた希望。

聞きなれたはずのこの音たち。まぶしく感じられる赤いライト。

冷たい瞳であざ笑う少年。その手にはナイフ。今宵もまた切なき狂想曲が流れる。

<サビ>この世界で僕はメシアさ。善人の心ほど醜いものはない。

    翼などもぎ取ってしまえ。2度と空を見えないように。

まっすぐ見えていたはずの君の心。いつの間にか僕の妄想になってたみたい。

仲間たちは騙し合いを重ね、信じることを忘れた。

大事だったことを忘れて不必要なものだけを求める。空しくないか?

<サビ>満月のように輝いていたのは君の涙だった。微笑みさえも騙し合いの道具なんだ。

なんて考えてた。愚かな僕だったんだ。



君のメシアでありたかった。ただそれだけだったはずなのに。

素直になれぬまま時だけが過ぎていく。悲しみに溺れそう。

君の手をつかめたら僕はどうなってたんだろう。


<サビ>満月のように光ってるのはナイフなのか僕の涙か?

どっちでもいいよ。どうせ誰も気づかない。

笑えてたまらないよ。欠けていく君との絆。

戻るなんて望まないよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

狂想曲~満月の鏡~

夜に笑う少年。見ている向こうには泣き叫ぶ愛していた人。

少年は何を思いナイフを握りしめるのか・・・。

狂喜に浮かぶ悲しい思い。切なくまとめた曲です。

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投稿日:2014/03/21 22:21:59

文字数:497文字

カテゴリ:歌詞

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