今 君に捧ぐ愛の歌
ずっと一人囚われてた 寒い冬の片隅
塞ぎ込んで言い聞かせてた これでいいのって
時は静かに流れる 僕をおいてったまま
雪は静かに降り積む 頬をつたった涙
あるはずもないのに期待して
一人寒い日々を過ごしてた
本当の自分を隠したまま一人佇んでたのに
君は手を差しのべてくれた
一人独りでいた僕に
はじめて知った温もりが 僕を離さないと
今 君に捧ぐ愛の歌
自分を知って恋を知り
はじめて知った感情が 僕を変えてくれた
あの日君はぎこちなくて まだ寒い冬の中
訪れた静けさが 何かを語っていた
ずっと一人知らずにいた その心の行方を
考えてみたら僕はいつも自分ばかりで
時は静かに流れる 僕をおいてったまま
雪はあの日と同じ とても冷たかった
一人勝手に期待して
すべてを打ち明けてしまってた
本当の自分は加速しすぎて
君の心を凍らせてた
君は僕を知りすぎてしまった
一人独りの心を
求めて触れたその罪が 僕の心を惑わせ
あの日捧げた愛の歌
自分をすべて押しつけて
素直に放った感情が 君を傷つけてた
僕が悪いの?君が悪いの?
相も変わらない日々の中で
求めた君が 開いた僕が
すべてを元に戻せたなら
これだから僕なんて…Ah…!
季節も変わって春が来て
一つ舞い散る桜の花びら
ふと通り過ぎた約束の場所
君がいるはずもなく
今 君に捧ぐ哀の歌
自分のことを恋のことを
はじめて知ったこの痛みさえも
教えてくれた 君
今 君に捧ぐ I の歌
あの日君は僕に教えてくれた
だから前を向いて歩き出す
動きだした 僕の時間
今 明日に捧ぐ僕の歌
再び時を 刻み始めた
僕も誰かを知れたなら
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