十二月の雪の日 眠りについた貴方
美しい花雪は  一瞬で溶けて消えた

花は散ってい(ゆ)き 木も枯れ果てて 朽ちていく季節
仄かに赤い   唇を這わせ   奇跡を待っている


赤と白の衣装を纏い貴方の目覚めを待っているの
この魔法の解き方を誰か教えてほしい

反響する痛み鏡越しに私に突き刺ささっていく
そっと鏡に尋ねるあの人はどこにいるの こたえは・・・



四月の花の季節 キスで目覚めた私
まるであの時のよう 鏡写しのようね

差し出すべきは 心臓かしら それでいいのなら
お願い鏡 どうか答えて 一つでいいから


赤と白のリンゴを黒くしてそれを齧ればいいの?
あなたさえいればこの命なんて惜しくはない

仄かに色づく唇を這わせて奇跡を待ち望んで
そっと鏡に尋ねるあの人はどこにいるの?   

唇を這わせ魔法をかけても 心が戻ってくることはない
ずっと鏡に尋ねるあの人はどこにいるの?  こたえを・・・


****



じゅうにがつのゆきのひ ねむりについたあなた

うつくしいはなゆきは いっしゅんでとけてきえた

B             
はなはちってゆき きもかれはてて くちていくきせつ

ほのかにあかい くちびるをはわせ きせきをまってる

サビ
あかとしろのいしょうをまといあなたの めざめをまっているの

このまほうのときかたをだれかおしえてほしい

はんきょうするいたみかがみごしにわたしに つきささっていく

そっとかがみにたずねるあのひとはどこにいるの こたえは・・・



A②
しがつのはなのきせつ きすでめざめたわたし

まるであのときのよう かがみうつしのようね

B②
さしだすべきは しんぞうかしら それでいいのなら

おねがいかがみ どうかこたえて ひとつでいいから

サビ②
あかとしろのりんごをくろくして それをかじればいいの?

あなたさえいればこのいのちなんておしくはない

ほのかにいろづくくちびるをはわせて きせきをまちのぞんで

そっとかがみにたずねるあのひとはどこにいるの

大サビ

くちびるをはわせまほうをかけても  こころがもどってくることはない

ずっとかがみにたずねるあのひとはどこにいるの こたえを・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Answer of Mirror

王子と仲良く暮らしていた白雪姫。だが、突然王子が死んでしまい悲しみにくれ、自分の時のように目覚めさせようとするが叶わない・・。という物語のような歌詞を書いてみました。
黒ではなく「赤と白の衣装」を着ているのは、死んだことを信じられないから。また、探しているのは「魂(心)」です。

私はあまりこういうファンタジックな物を書かないのですが、パッと、「赤と白」と「鏡」という単語が思い浮かび、それから連想ゲームでこうなりました。

閲覧数:213

投稿日:2011/07/19 20:36:07

文字数:946文字

カテゴリ:歌詞

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