きみはいつもぼくのてを
にぎっていないとねむれなかったよね
おぼえてる?
ねえ、きかせてよ

うしろにならぶぼくをきみはえらび
むねにつよくいだいてほおをすりよせて
あたたかなばしょへとつれていってくれた

ないてるきみのなみだを
ぬぐうことはかなわないから
おもたくなるまですいこんであげたの

きみはいつもぼくがそばにいれば
たのしそうにわらっていたよね
かけまわればかぜがゆるやかに
ふわりふたりをやさしくつつむ
きこえてる?
ねえ、どこまでも

いつしかきみはぼくをうしろへと
よんでないてさけんでもとどかない
もうきみがみえない くらいところだから

さむがるきみのために
このぼくはいたはずなのに
どうしてこんなにからだ、つめたいの?

ほわほわしてたって
きみがいないとあたたかくない
もやもやしてたって
きみとぼくはちがいすぎるから

くらやみにひかりがさす
ひさしぶりにみたきみはえがお
おとなびたそれはぼくのおわりをつげたの

きみはいつもぼくのてを
にぎっていないとねむれなかったよね
ぼくはいまもきみのてを
にぎっていないとねむれないみたいだ

きみはやさしくぼくをいだき
「なつかしい」つぶやきながらほほえんだ
てにおちたみずはきれいで
わかってる?
これはきみの…?
ぼくの…

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きみのて、ぼくのて

ぼくはにんぎょう。

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投稿日:2012/06/06 14:40:08

文字数:552文字

カテゴリ:歌詞

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