車窓の外を眺む
揺れる天上の星
青い天鵞絨の椅子
照らす電燈の下で

白い川辺の隣
一つの長い道
南へ続く線路は
きっと遥か遠くまで

ずっとこのまま沈んでいたいの
星の海に溺れていたいの
息をすることさえ苦しくて
私だけがいない世界を夢見た


車窓の外を眺む
光吞み込む暗闇
自分のこの姿さえ
深く深く落ちていく

照らす先頭の光
道はずっと潜ってく
底へと続く線路を
静かにただ下る

もっと深く沈みたいの
誰も私を覚えていないの
死ぬまで生きるのが痛くて
それならいっそ死のうかなんて


もう
戻れないくらい深い底へと
沈んでしまう

後悔なんてしていないの
生きていたいなんて願わないの
息もできないようになってああ
苦しくて

きっと私は沈んでしまうの
この心をすくって欲しいの
例え届かないとしても
この手を伸ばしたその先にある

朝焼けだけ揺れる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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星空を眺む

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投稿日:2024/01/12 00:18:13

文字数:382文字

カテゴリ:歌詞

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