これまたとある日曜の朝

俺はリビングで１人でテレビを見ていた
ほかのみんなはというと早朝から買い物に出かけてる

レ「はぁーツマンネ」

面白そうな番組もやってないから、退屈でしかたがない

レ「早く帰ってこないかな」

と言い終えたと同時に双子の姉であるリンが帰ってきた

リ「ただいまー」

レ「おかえりー」

リ「あのね！！今日旅行に行くって！」

今リンは旅行に行くって言ったのか・・・？それも突然

レ「・・・なんで今日」

リ「知らない」

知らないのかよ・・・ってことは年長組の誰かが言い出したのか。それともなんか当たったとか？

カ「ただいま」

カイト兄も帰ってきた。買い物袋を手に持って。カイト兄はダイニングにあるテーブルに袋を置いてから俺のほうに来た。なんかすごくニコニコしている、うざ。


カ「レン君ー。聞いて驚かないでね！実は今日旅行に行くんだよ！」

レ「・・・あっそ」

その話なら知ってるっつーの。しかもリン以上になんかはしゃいでるし。

カ「そっか・・・リンちゃんから聞いたよね・・・」

レ「うん」

そこへリンが会話に入ってきた

リ「レン、カイト兄がね、なんと！くじ引きで１等を当てたの！！すごいよね」

そんな夢みたいな話・・・本当なのか？なんか信じがたい

レ「エイプリルフールはもう終わったよ」

リ「違うってば！本当にカイト兄が１等取ったの！」

メ「みんなーよく聞いてねー」

いつのまに帰ってきたのか、メイコ姉が立っていた。ミク姉もその隣にいた。

メ「もう知ってると思うけど、今日旅行に行くことになったわ。いまからそれぞれの準備をして、３０分後にここに集合ね。わかった？」

「はーい」

メイコ姉以外のみんな、俺を含めて返事をした

リ「レン、早く部屋に行こうよ」

レ「え？ああ」

リンに手を引かれて、部屋に向かった



リ「うーん。なにを持って行けばいいのか・・・」

レ「いや、まずは着替えでしょ」

リ「ああそっか！ありがとレン！！」

リンが笑った。。かわいいなー



リ「レンー終わった？準備」

レ「うん」

リ「じゃあリビングに行こう」

リンはそう言うと、また俺の手を引いて階段を下りて集合場所のリビングにむかった