君の声がした
まだ夢みたいだ 夢みたいだそっと
風に吹かれては 君のこと思い出すだけ

二人木の下夏風を待って また遠くで鈴の音が鳴った
汗をぬぐってサイダーを飲みほした
幸せな二人の夏だった

いつも思い出すよ そう海岸海と夏の匂い
放課後の教室で二人笑いあっていたこと
スカート、花火、シーサイド
目に映るたびに苦しくなって
目を伏せ思わず走りさってしまうくらい

私はちゃんと愛してたよ
夏が嫌いな君のこと
君の背中だけ ぼやけて儚くて
いつもの日々が夏めいた
あの日がただ甘ったるい水になっていくだけ


少しづつ薄れていくんだ あの空の入道雲みたいに
君の笑った顔さえ遠のいて
サイダーみたく淡く消えてった

本当は知ってるよ もう君がどこにもいないこと
それでも思い出すほどに 幸せだったんだよ
だけどもう忘れなくちゃ 弾けきった甘い思い出なんて
私じゃこのまま飲めなくなってしまうから

私はちゃんと愛してたよ
冗談めかした告白も 
だけど前を向いて
さよならしなくちゃって
炭酸が抜けたサイダー
今さらまたあの日を思い出しているだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あの日のサイダー 歌詞

あの日のサイダー/feat.初音ミク の歌詞になります。
作品の悪意のある使用、改変等はご遠慮ください。


連絡先
twitterID:@rainy_wether_3

閲覧数:2

投稿日:2024/12/14 18:22:34

文字数:475文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました