こっそり登った　　非常階段
ノートの切れ端　　イタズラ描き
屋上吹き抜ける　　風にいざ乗せて
紙飛行機にしたら　　飛んでいった

ぽかぽか陽気　　吸い込まれるような青
「空が好き？」　　彼が笑ってた

出会いって　　突然なんだよね　
思いっきり漕いだ　　公園のブランコ
ほら　　こうしてると今にも
空に手が届きそうよ


三段重ねの　　アイス片手に
子供みたいに　　風船をもらって
通り駆け抜けよう　　飛び入り参加
街角で歌った　　これからの君へ

進むだけだよね　　わたしの声届いて　
「がんばるよ！」　　この青空の下

花屋の前で　　ぽつり雨
小さなひまわり　　笑顔が重なった
また来るからね　　負けないで
綺麗に咲いていてよね

　　　　　　
立ち止まった足　　あなたの声聞きたいよ
「元気だった？」　　彼が笑ってた

ふと目に留まる　　空へ向く　
小さなひまわり　　笑顔が重なった
飛び込んだ腕は　　少しだけ
太陽の香りがした

出会いって　　突然なんだよね
思いっきり漕いだ　　公園のブランコ
ほら　　こうしてると今にも
空に手が届きそうよ