才能なんて一つもない
努力はいつも続かない
特技だって別にこれといってない
そんな僕を誰も見てない

特別に優しいだとか
面白い話が出来るとか
どうすれば得られたのかは
もうわからない

だって生きてしかないから
したいことはあったけど
僕には出来ないことだから
あと残されていることは
高い高い場所から静かに落下すれば
ひとりくらいは見てくれるのかな
最期に誰かに笑われるのなら
生きていたかいがあったなんて
思えるのだろうか

テストで100点を出せたのに
いつからか平均40点
目立つようなものは持っていない
そんな僕は夢さえ持っていない

特別な存在だとか
嫌われ者だとか
そのどちらにも属せない
名前をくれよ

だって呼ばれることもないから
二酸化炭素みたいなもん
在るだけで意味はない
なんで生まれてきたんだろ
低い低い場所から見上げるだけなのに
ひとりだけでいいんだから
褒めてくれる人が欲しかった
生きてきてよかっただなんて
思えたんだろうな

好きな子に告白して
自然に別れてて
昔嫌いだったもの
いつの間にか好物で
増えたり減ってをしていたり
日々何かが『変化』する世界で
何年生きたか分からないが
僕にはまだ『それ』はないみたいだ

二酸化炭素みたいな
なんで生まれてきたかも知らない
意味だってないような僕を
誰か生きてるだけで褒めてよ

今日も生きてしかないから
したいことはあったけど
僕には出来ないことだから
あと残されていることは
高い高い場所から静かに落下すれば
ひとりくらいは見てくれるのかな
最期に誰かに笑われるのなら
生きていたかいがあったなんて
思えるのだろうか

偉いねとか頑張ったの
一言でいいんだから
誰か僕に頂戴

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生きてるだけで褒めてくれ

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投稿日:2020/04/19 21:12:59

文字数:731文字

カテゴリ:歌詞

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