「A・ゐ・死・テ・る」

裂いた腸探れば 思い出すかしら
惨めな色した愛の記憶を
垂れる血を啜りながら アルバムを捲る
全て失くしたキミが転がってる

何が足りなかったの?
全て捧げたはずよ?
なのに瞬きさえしない哀れな姿で
愛を呟いてる

千切れ私を支える 逞しい両手
何もかも受け止めてくれるのね
焼けた美しい肌に 包まれて寝るの  
今夜だけはいい夢を見させて

キミの全て受け入れた
空になったキミさえも
だから何も気にしないで私の血となり
生き続けていいの

墜ちた大きな瞳で 私を映して
もうキミの前で泣いたりしない
冷えた心臓を焦がして 鼓動を聴かせて
生きてた時より強く激しく

モシモ願いを 叶えてクレルナラ
耳元でコウ囁いて「A・ゐ・死・テ・る」

こぼれ落ちたこの愛を どうか飲みほして
その舌の根が乾かないうちに
砕け落ちたこの愛を すぐ修復して
でないと次はキミの番かもネ

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「A・ゐ・死・テ・る」

さいた はらわたさぐれば おもいだすかしら
みじめないろしたあいのきおくを
たれる ちをすすりながら あるばむをめくる
すべてなくしたきみがころ(がっ)てる

なにがたりなかったの
すべてささげたはずよ
なのにまばたきさえしない あわれなすがたで
あいをつぶやいてる

ちぎれ わたしをささえる たくましい(りょ)うて
なにもかもうけとめてくれるのね
やけた うつくしいはだに つつまれてねるの  
こんやだけはいいゆめをみさせて

きみのすべてうけいれた
からに(なっ)たきみさえも
だからなにもきにしないで わたしのちとなり
いきつづけていいの

おちた おおきなひとみで わたしをうつして
もうきみのまえでないたりしない
ひえた こころをこがして こどうをきかせて
いきてたときよりつよくはげしく

もしもねがいを かなえてくれるなら
みみもとでこうささやいてあいしてる

こぼれ おちたこのあいを どうかのみほして
そのしたのねがかわかないうちに
くだけ おちたこのあいを すぐ(しゅ)うふくして
でないとつぎはきみのばんかもね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

()A・ゐ・死・テ・る

07/04 21:36
「愛を囁いてる」を「愛を呟いてる」に変更


なんだかR-18だよぉ!

そこは詩的表現ということで・・・

閲覧数:198

投稿日:2011/07/04 21:36:30

文字数:941文字

カテゴリ:歌詞

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