空の青さも 淀む街並みも
いつまで経っても変わらないまま
雲の切れ間に架かる梯子の
その先を知りたいと思うから

変わらないこともキミのせいにして
追いかけては逃げる虹のように

鞄の中 詰め込んだ
キミの街の地図と星の本
荷物はそれだけで充分だね
駅まであと500メートル 進め 進め

空の青さと 淀む街並みは
一駅過ぎても変わらないまま
背の低い雲に溺れそうで
息苦しさにもキミを想うよ

結局すべては自分次第なんだ
進むも戻るも立ち止まるも

バケツの中 たゆたって
どこへ行けるワケでもないけれど
だんだんどんどん濁ってく水は
こんなに居心地が良くて 放れ難い

ためらわないように切符を握りしめた
いつも線路の前で立ち竦んでしまう
一歩踏み出したなら もう戻れない
あの日から色褪せない 星を浮かべた

鞄の中 詰め込んだ
キミの街の地図と星の本
荷物はそれだけで充分だね
飛び乗って走り出した 壊走電車

バケツの中 たゆたって
どこへ行きたいワケでもないけれど
濁った水を線路にぶちまけて
やっと歩き出した 僕をどうか笑って

誰かの街 駆け出した
誰に会いたいワケでもないけれど
キミの好きな唄を口ずさむから
すれ違ったなら 振り返って笑って

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アンチ・ヒロイック・ボーイ

壊走電車に揺られて、あの子に会いに行こう。

閲覧数:107

投稿日:2010/07/16 16:29:21

文字数:566文字

カテゴリ:歌詞

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