そして見上げては探した
月が揺れる日の呼び名を

焦げ付いた海には
灰が煌めき
煙に巻くその度
一人流れた

痛みも無く廻る灯だけ
伝えて残せたなら
どんなにいいのだろう

繰り返す軌道に
朝を燃やして
息をした誰かへ
一人手を振る

言葉も無く僕がここで
静かに潰えたなら
どれだけ残るだろう

重なってたんだと
繋いだと
抱き合えてたんだと
僕らは
間違えてたんだと
嘆いたと
そして笑えたと
僕らは歌う


錆び付いた空から
夜が溶け出し
雲となる刹那で
一人流した

言葉も無く僕がここで
伝えて残せたなら
どれだけいいのだろう

届いているよと
忘れぬ(よ)と
抱えているよと
誰かへ
信じているよと
生きてるよと
そして刻むよと
誰かへ歌う

そして見上げては探した
月が揺れる日の呼び名を
遠い洋上で零れた
セントエルモのよう
いつかまた歌うから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

セントエルモ

AA変 サビ AA変 サビ、です。
書いている時は疾走感のあるメロコアみたいなのをイメージしてました。
明るい感じではないけど、前向きではあるかなぁ…。

⇒歌詞を改変しつつ、一応作曲まではやってみました。関連作品からどうぞ。編曲者さん募集中です!orz
編曲駄目駄目なんですオワタ

閲覧数:602

投稿日:2024/02/25 22:41:17

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

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