「今すぐに会いたい」
そう滅多にない我儘
「今、行くよ」って
面倒くさがりの君が
来てくれたこと嬉しかった
でも二度と話せなくなるなら
いつもみたいに来なくてよかった

白いだけの部屋
涙は乾かない
頭痛も目眩だって
耐えるからどうか
連れて行かないで

(ごめんなさい)
思い出すのは煙草の匂い
(ごめんなさい)
僕の声奪っていいから
(ごめんなさい)
命だって攫っていい
(だからどうか)
君の目を開けてほしい

「たまにはサービス」
気まぐれな優しさ
「なによ」なんて
可愛くない強がり
今は照れずに言える
ありがとうも大好きだって
いつもみたいに笑ってよ

二人の合図
指触る仕草
見せたらなんだか
起きだすようで
おはよう聴かせて

(ごめんなさい)
思い出は煌めいて
(ごめんなさい)
冷たいこと怖くて
(ごめんなさい)
身代わりに僕差し出して
(お願い)
戻ってよ

腕に抱えていた花束
贈り物なんて苦手なくせに
添えたメッセージカード
声にして伝えてよ
文字だけ残さないで

(ごめんなさい)
思い出は煌めいて
(ごめんなさい)
冷たいこと怖くて
(ごめんなさい)
身代わりに僕差し出して
(お願い)
戻って

(ごめんなさい)
思い出すのは煙草の匂い
(ごめんなさい)
僕の声奪っていいから
(ごめんなさい)
命だって攫っていい
(だからどうか)

(ごめんなさい)
求めたりしなければ
(ごめんなさい)
笑顔奪ったの僕だ
(ごめんなさい)
どうなってもいいから
(だからどうか)
君だけはここに
戻ってよ

ごめんなさい