届かぬ想いは
心の果てに
黄昏て
陽炎と散りぬ
もどかしく
過ぎ行く
摩天の狭間
歩く影を
追い越して
今の自我をも
追い越せど
そこには
決して忘れ得ぬ
人が苛む
何時でも
それは
触れることなく
心の隅
視詰める
最後と云う名の
恋などない
去れど
身体にはあり
啄まれた闇
どうかどうか
痛みのない
終焉を
未練を知らぬ
お別れを
少しの時間でも良い
幸福であれ
掲げた
嘘も真実も
全てが
私だから
今を
過去を
留めておくれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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黄昏

黄昏の夕陽を描いた絵画の世界観。
それを唯、
美しい
と思えた頃に時々戻りたく成ります。

閲覧数:143

投稿日:2008/04/01 09:28:10

文字数:217文字

カテゴリ:その他

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