A（KAITO）
魔性の美しい瞳が
俺を貫いた
傍に居たい
どうかお願い
置いて去っていかないで

B（がくぽ）
人の心はよう解らぬ
我に食われても構わんか
無心に頷く人に手を

S（ふたりで）
共に歩む人生など
魔性と人にはありはしない
食らい尽くし
せめて血肉に
どうして愛は滅びへと

A（KAITO）
身体は要らないよ貴方と
俺は行きたいよ
食べて欲しい
どうかお願い
舐めて知って俺の味

B（がくぽ）
孤独のなかで望んでいた
過去の忘れいた真実の
願いを何故やら思い出す

S（ふたりで）
共に歩む人生など
魔性と人にはありはしない
食らい尽くし
せめて血肉に
どうして愛は滅びへと

C
ひとりきりでよかった（KAITO)
だれかをあいしたかった（がくぽ）
こんなにもすきになり（KAITO）
てをさしのべてつかんだ（がくぽ）

S（ふたりで）
共に滅ぶ人生など
魔性と人にはありはしない
愛し尽くし
ずっと一緒に
どうして愛は希望へと
変わって道を開いてゆくのか

どこまでも…


――よみがな――


A（KAITO）
ましょうのうつくしいひとみが
おれをつらぬいた
そばにいたい
どうかおねがい
おいてさっていかないで

B（がくぽ）
ひとのこころはようわからぬ
われにくわれてもかまわんか
むしんにうなずくひとにてを

S（ふたりで）
ともにあゆむいのちなど
ましょうとひとにはありはしない
くらいつくし
せめてちにくに
どうしてあいはほろびへと

A（KAITO）
からだはいらないよあなたと
おれはいきたいよ
たべてほしい
どうかおねがい
なめてしっておれのあじ

B（がくぽ）
こどくのなかでのぞんでいた
かこのわすれいたしんじつの
ねがいをなぜやらおもいだす

S（ふたりで）
ともにあゆむいのちなど
ましょうとひとにはありはしない
くらいつくし
せめてちにくに
どうしてあいはほろびへと

C
ひとりきりでよかった（KAITO)
だれかをあいしたかった（がくぽ）
こんなにもすきになり（KAITO）
てをさしのべてつかんだ（がくぽ）

S（ふたりで）
ともにほろぶいのちなど
ましょうとひとにはありはしない
あいしつくし
ずっといっしょに
どうしてあいはきぼうへと
かわってみちをひらいてゆくのか

どこまでも…