お昼近くまで寝ちゃったけど皆
起きたので初詣行こうか
「初詣行く?」
「初詣ってなんですか?」
「新年の始めに神社行って神様に今年も良い年でありますように。ってお願いするの」
「……いきたい」
「ににー!」
「いってみたーい!」
お、食いついた。カイトはその
ままでいいとして、三人は…鞄に入ってもらうか
「ヒイト、ライト、リイト。神社に着いたら出してあげるから鞄に入ってて」
「……ん」
「に!」
「はーい」
もそもそと鞄に入る三人。こっちのが暖かいし、いいよね
「じゃあ行こうかカイト。外ではマスターと呼ぶのと敬語禁止ね」
「はい!…じゃあ行こう、葵」
そう言った途端に微笑んで手を
繋いできたカイト。カイトの顔が綺麗で私の心臓が跳ねた
神社は近いんだけど、それまでの道が短いようで長い。繋いだ手が暖かい。心臓は煩いぐらいだけど
ようやく着いた小さな神社。裏道にある小さな神社だからお正月でも人気はない。これなら三人も出すことが出来る
カイトの手を離して三人を出す。出してもライトとヒイト私の肩や頭に乗っかるのだけど。リイトはカイトの肩に乗ってる
「さ、お参りしよっか」
「にー!」
おさい銭投げて祈る。無難に健康でも祈っておいた
「なにをおいのりしたのー?」
「みんなの健康。みんなは?」
「……ますたーといっしょにいること」
「にー!」
「ぼくはいっぱいうたうこと!」
「ライトはアイスの事だって」
「カイトは?」
「俺は……秘密です」
あ、リイトを私に渡してさっさと歩いてっちゃった。ちょっと顔が赤かったのは気のせいなのかな?
さて、カイトが迷子になるまえに追いついて一緒に帰ろうか
KAITOと種っこがやってきた10
今年初書き小説、初投稿。
書いてる自分がお正月気分なのでグッダグダです←
カイトのお願いはご自由に(笑)
種配布場所はこちらです
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on
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