夜明けの晩 声なき声が
まだ息があることが惨めだ
青白い月は 狂気を示した
昼間には生きられぬと 我が身を呪う

解らずただ 交差する運命
止めることもかなわず
何が正しい? 何が間違い?
応えを求めても

嘆きを抱いて“それ”は降り立った
悲痛な叫びを 刃に宿らせて
無数の灯(ひかり)が 飛び散り 消えてゆく
闇に浮かぶ睡蓮 今日も眠らず


花を抱いた あの日を想う
枯れた涙は時雨の中で
荒野の刺草(しそう) 月下の淡さ
魂はうたう 透明な硝子

かなわずまだ 広がる空
春の夜 浮世に泣く
雫が落ちる 波紋が広がる
雨の中 ぽつり

穢れなき水は 他を拒んだ
信じれない もう何も信じれない
壊れゆくものを 食い止めようと
足掻きは 虚空 かなたむこうへ


ああ 彼は 気付いていない
握り潰した 赤 白露のまぼろし
隙間から 零れる 掬えぬ
映しまちがえた ワガママ
『 きみがため 僕は 』


月の光が はじけ飛んで
流れるは葡萄色 地上に咲く
逸らさない瞳が 火花を散らす
互いの思いが 歯車になって 廻る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Doomed to Cross



逃れられぬと知っていても、足掻くのは、何故か。

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今回は曲募集ではごさいません。曲は自分でつける予定です。
いままでフォルダの奥底で寝かせていたものです。
とりあえずうpしときます。
ざ・ちゅうにびょう。

閲覧数:134

投稿日:2013/02/08 01:15:04

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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