A
最後に願うことは
弱くて儚い君でさえ
真っ直ぐ笑っていられる世界が
どこかにありますように

確かなものはなくて
涙は少しも渇かない
こんな僕にはわかるはずないと
早く突き離してよ
B
欠けたままの月明かりじゃ
君のことも見失ってしまった
S
解けた赤い糸 手繰り寄せて抱きしめてた
遠くを見つめて泣かないように 祈るよ
巡る季節だけが 僕らの恋を覚えていてくれる
それだけでいいよね

A
想えば想うほどに
言えない言葉が多くなる
笑ってほしくて触れたはずなのに
どうして遠ざかるの
B
守りたいものはひとつの光
ただひとつの僕の痛み

C
笑っていてね いつか僕が壊れても
忘れないで こんなに君はほら
綺麗なままで 歩いていける
どこまででも
傷跡を強さに きっと輝けるから

僕らの出会いに意味はなくても
確かな想いがある
君と僕が繋げた心は
偽物なんかじゃなかったんだ

S
解けた赤い糸 手繰り寄せて抱きしめてた
ふたりを繋いだ愛しい色が 移ろう
巡る季節の中 運命のような恋に出会えたから
それだけでいいよね