わたしのおばあちゃん
フルートを吹くのが
好きだった
けれど
友達(みんな)に
「下手っぴ」と
笑われた
らしい
だからたくさん練習したけど
結局誰にも褒められないまま
死んじゃった
病気で死んじゃったおばあちゃん
練習に夢中で不眠不休
食事も睡眠も忘れちゃって
友達(みんな)に「バカだ」って
また笑われた
わたしのおかあさん
おばあちゃんのことが
大好きだったから
無念を晴らそうと
フルートを吹いた
だからたくさん練習したけど
結局誰にも褒められないまま
死んじゃった
クスリで死んじゃったおかあさん
上手になろうと無我夢中
悪い人に騙され真っ逆さま
友達(みんな)に「バカだ」って
悪口られた
今度はわたしの番
失敗は繰り返さないよ
ごはん食べ
夜は寝る
自分を信じて
今────
おばあちゃん おかあさん 聴こえてる?
友達(みんな)はなんて言ってるの?
罵声も歓声もフルートの音も
わたしの耳には何も届かない
コメント0
関連動画0
オススメ作品
窓の外から見える景色の色は今
めまぐるしく変わったな
初めて見た懐かしいあの頃の景色は
見る影もない
何だか
冷たく感じる
気のせいかなぁ?
違うといいけど
時間と共に変わってく
窓から...窓から(応募用)
月想音(るおん)
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
生きるのに疲れて死ぬように眠る
現実と理想がかけ離れていくのに
自分自身に向かい合ってばかりで
全然埒が開かない日々に苛立つよ
普通の暮らしが似合わない自分を
選ばないように振る舞い続けては
別れた全ての記憶に蓋をしてるが
逃げたくてそうしている訳でない
心を殺し息を抑えてあの人を思う
そんな自分に...何も言わずにいたけれども
Staying
こんなに綺麗なのに 壊れちゃってるんだね
キラキラ 眩しくって
あんなに大事にした あなたとの日々は
粉々 戻らないの
恋をした 恋をした
好きでした 好きでした
過去にしかならないの 悲しいけど
心忍ばせたままの欠片たちは今でも
輝き続けるのに
振り下ろした さようなら...【♪】ダイヤモンドは砕けた
真麻
デジタルの海の深く深く底で
悴むゆびは赤くはれて
それでも進み続けるなんて
無謀のはずなのに
今替わった声が
替わった歌が
重なりあって
デジタルの海の深く深く底で
君の信じられる未来はあるか
それでも進み続けるなんて...望む深海には feat.初音ミク
syurann
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想