裏灯り　地味だな
ひな壇ボカロの冷たさ
眠れない午前２時
全てが急速に変わる
寿命切れのライター
焼け付くような日の中
全てがそう嘘なら
本当によかったのにな
君の首を絞める夢を見た
光の溢れる君の全て
君の細い喉が刎（は）ねるのを
笑い出しそうな目で
見ていた・・・

表舞台とかにさ
飛び込んでみたいと思う
真っ白な光包まれて目立つ
表舞台とかにさ
飛び込んでみたら
そしたら
あの日に戻れるそんな気がして

カメラの向こう側
アングルを上げていく程
翳（かげ）り出した心
表情に影に落ちる
拡散する空色
さわやかなような日の赤
溶けるように少しずつ少しずつ染みてゆく世界

君の首を絞める夢を見た
そよ風にぶれるカーテン
ナイフで切れた唇から
零れる言葉は夢のよう

表舞台とかにさ飛び込んでみたいと思う
真っ白に光り輝いて目立つ
表舞台とかにさ飛び込んでみたら
また昔みたいな
目に遭わずに済むような気がして

時計の秒針や
テレビの司会者や
そこにいるけど
見えない色んな声たち
飽和して反響する

カメラ・アジテート
耳鳴りが消えない止まない
トーク・アジテート
耳鳴りが消えない止まない

誰もみんな死んでく夢を見た
スタジオの部屋の広さと
トークが喉につっかえて
上手に話せなくなるんだ
（shouto－！）
表舞台とかにさ飛び込んでみたら
そしたら
きっと輝く人を超えていけるんだ
俺のいない朝は
今よりずっと素晴らしくて
全ての歯車が噛み合って
俺の出番ないんだーー・・・