辛い思いは 僕だけでいいから 君は静かに そのままで

閉じた世界の扉を開けて 君の手を取り連れ出して
何よりも尽くした今まで 受けた誉れ手放すことも 厭わない

僕との会話で君が言う 私はここしか知らないの
瞳を空へと向けながら 私はここしか知れないの

もっと世界は どこまでも続いて 遠く広くて 素晴しい
だからここから 君の地図広げて 未だ見知らぬ 彼方まで


逃げる宝と裏切り者に 襲いかかるは前の共
君だけは傷つけさせない だから僕が全てを受ける 振り払う

それでも落ち込む君の手は この身を彩る傷を診る
日に日に元気を失って 瞳は前より暗くなる

君が気にする 必要はないから 今は静かに 夢を見て 
辛い思いは 僕だけでいいから 君は静かに そのままで


守れず 防げず 庇えず 満たせず 尽くせず 逃がせず 救えず 助けられない


この手に強さがあるならば 望んだ自由に出来るのに
この手に勇気があるならば 望んだ翼になれるのに

崩れ地に落つ 情けないこの身に 涙零して 呪うだけ
君の泣き顔 消えてゆく意識に これだけは…… ごめんね 
辛い思いは 僕だけでいいのに 君も泣かせて 苦しめて
神よ初めて 祈る僕だけれど どうか叶えて 祝福を 君へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

過ぎた騎士は神に

タイトル 過ぎた騎士は神に

初めて一から作詞していました。特に深い意味はありませんが、せっかく上げられるスペースがあるのだからやってみようかと。
しかし作詞って難しいですね……。想像するのとやってみるのとじゃ全然違います。
作りながら、詰め込みたいものが出てきたり、逆に先に考えていたものが詰め込めなくなったり。
素晴しい歌詞ってそうそう作れるものではないですねぇ。
逆に言えばそれをどんどん作れる人はすごいということですねぇ、尊敬します。

内容は重いというか、暗いというか。残念ながらデッドエンドでしょうか。
でも、イメージ自体はそこそこ詞に出来た気はします。

この「過ぎた騎士は神に」は「檻姫は死神に」と世界観を共有しています。
タイトル通り、こちらは「騎士」視点の歌詞です。
タグはカイトを入れてますが、特に身体的なフレーズは入れてないので誰が歌っても大丈夫なはずです。
「過ぎた騎士~」「檻姫~」は同じ曲を違う視点、歌詞で歌うことを勝手に想定して書きました。
なので、文字数だけは両方とも同じにしています。
各所に多少違和感があるのはそのせいです。
違和感しかないって言われても仕方ないですがw
実際に歌を作るとすればその辺も調整出来るんでしょうけど、曲作りだけは……現状手を出せそうに無いです。
見ていただいてありがとうございました。

万が一使いたいという方がいましても、僕の名前を省略してくれて構いません。
自分が作ったと偽証するのだけはご遠慮くださいませ。

一応、前バージョンに全部ひらがなに崩したものを入れてあります。

閲覧数:215

投稿日:2008/07/11 01:16:46

文字数:539文字

カテゴリ:歌詞

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