最近俺だけだったパソコンに鏡音リン・レンがインストールされた
そして俺はレンと出会った
レンは男の子にしてはあまりにも愛らしい姿だった
俺は一目で恋に落ちた
「INSTALL…【1】」
俺はレンともすぐに打ち解けた
恋心を抱いてしまっている俺はレンと話せるだけでもうれしかった
だがその半面レンに会うたび苦しかった
だから俺はフォルダの中に入ってレンを避けていた
いまレンにあったら自分がどうにかなってしまいそうだった
でもそれでもレンに会うことはしばしばあった
それはインストールされたばかりのリンばかりをマスターが使っているからだった
レンも歌いたいとは思うけれどマスターももうすぐすれば自分を使うだろうと半ばあきらめていた
俺は違う意味でレンをマスターに使ってほしいと思っていた
レンを避けられるという意味でもだがレンの嬉しそうな顔を見られるというのもあった
レンは俺がそんなことを考えているとは知らずに普通に接してくる
俺はそのたびに胸が高鳴っていた
この気持ち告げたと思ったのはこれで何度目だろうか
だが告げても意味のないことだとわかっている
そして告げてしまったらこの日常も壊れてしまう
こんな些細な幸せでも俺は壊してしまいたくはなかった
俺はいつまでこの思いを隠し通すのだろうか――…
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