絶えず流れている血液 君はその傷口へと
僕の肩を抱き寄せたまま 口付けを交わしては泣いている
それが何を暗示してるのか 訳もわからないままで
だけどこれだけは言える 君が泣くなんていつも雨の日だけだ

呼吸を止めて 最上階のビルから地平線へ
翼を広げ 321で 飛び出して
逆側の空へ 両翼で闇を裂き雲を抜けて
光を降らして モノクロの空を色付ける
甘い''疫病,,で塞ぐ傷口にもうさよなら

広い広い牢屋の暮らしで 創り上げたパラノイド
君は「アンニュイな世界だけどこうやって笑える」と微笑んだ

あらゆるものをいつも巻き添いにしたこの翼じゃ
不安定なまま 何処かも分からず 彷徨って
血で塗り固めた 悲しみや憎しみに失速しても
低空飛行で風を切り裂いて その先へ
逃げる術を知ったこの汚れた翼でも

傷だらけの男が笑って 金とナイフを差し出し
「どちら?」「こちら?」隔離せよ

不死鳥のように自ら火に飛び込み 煙となって
生まれ変わっても 願いを引き継ぎ 羽ばたいて
語り継がれてく 伝説と謳われた鳥のように上手くは飛べない 
でもこの無様な翼広げ

憧れの地へ ジオラマの世界から別れ告げて
まだ見ぬ場所へ 321で 飛び出して
永遠の空へ 両翼で闇を裂き雲を抜けて
願いを届けて また次の空へ飛び廻れ
いつかその翼を休める時が来るまで

「火の鳥よ・・・ドコニイルノ?・・・」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

不死鳥パラドクス 【オリジナル曲】

閲覧数:169

投稿日:2017/01/07 20:53:00

文字数:593文字

カテゴリ:歌詞

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