瑠璃色の爪痕

焼け付くような渇いた喉
見上げた空は嘲笑うように青く
奪われたものは数えきれず
残されたのは虚無だけ

瑠璃色の爪痕深く抉る
逃れられない悪夢鮮血の色
優しい嘘も未来への希望も
砕け散った硝子のように突き刺さる

風は乾ききった砂の匂い
耳を塞いでも聞こえる悲鳴
繰り返される絶望の淵で
僅かに残った光さえも消える

瑠璃色の爪痕深く抉る
逃れられない悪夢鮮血の色
優しい嘘も未来への希望も
砕け散った硝子のように突き刺さる

引きずられるように生きていく
意味など知らないただ繰り返す
癒えることのない傷を抱きしめ
明日など来なければいいと願う

瑠璃色の爪痕深く抉る
逃れられない悪夢鮮血の色
優しい嘘も未来への希望も
砕け散った硝子のように突き刺さる

瑠璃色の爪痕滲む空
残響だけが虚しく響く
もう二度と戻れない場所で
ただ朽ちていく