【メモリア】
a
君が僕を想う気持ちを
疑うことなんてなかったから
たとえそばにいないときでも
分かり合えたつもりでいた
a
僕が君を想う気持ちに
初めから嘘はなかったけど
電話越しで震える声が
あまりに無理矢理に笑う
b
わかってたよ 弱さも
不器用で不慣れな優しさも
それなのに 返しきれなかった
与えられるだけの恋でした
s
ごめん、好きって言えないの
少しだけ 冷たくなった心を
わがままと気まぐれで塗りつぶして
気づかなかったことにしてしまうの
c
途切れ途切れになるメッセージ
曖昧になっていく約束
楽しいだけでよかった未来
それでも譲れなかったゴール
b
わかってたよ これ以上
飾り付けるのは疲れるから
また同じ 終わりを繰り返す
君がどんな答え選んでも…
s
ごめん、好きってなんだっけ?
少しだけ 解けてしまった魔法は
愛しくて安らかで確かだった
鮮やかな記憶だけを 置き去りに
s
ごめん、好きって嬉しくて…
…少しだけ 苦しくなった言葉が
君からの温もりを枷に変えて
いつのまにか遠くなって…
s
ごめん、好きって言えないよ
あの日より 大人になった心に
「会いたい」も「触れたい」も響かなくて
不自然に空いた距離が 悔しいよ
交わらない月と陽(ひ)の メモリア
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想