どれくらいの時間が経っただろう
遠ざかる記憶
それはフィルムのように荒く擦り切れては
零れ落ちていて
卓上 何もない場所で一人ただ
祈っていたの
刹那に散る花びら
まるで命のよう
ここにはもう
誰一人もいやしないけど
いつになっても変わりはしない
景色を見つめ紡ぐ
僕の愛の唄だ
何歩くらい歩いてきたのだろう
浮かぶ走馬灯
それは気付くたびに薄くなっては
もう夕暮れ時なの
感傷 縋るように
浸っていた
いずれは散る運命
今では晴れ模様
ここにはもう
僕以外はいやしないのだから
感情が溶けてく
過ちが解けてく
偽りも朽ちて征く
永い時 越えて遠くへ届く
刹那に散る花びら
まるで命のよう
ここにはもう
誰一人もいやしないけど
いつになっても変わりはしない
景色を見つめ紡いでは
黄昏色と明日へ向かう
道は未だに果てない
君と逢えるその日を
信じて
―――以下、ひらがな表記です。参考程度にどうぞ。―――
※助詞「は」→「わ」、場合により末端の「う」も「お」表記です。
【例:僕は君を描いてみよう→ぼくわきみおかいてみよお】
どれくらいのじかんがたっただろお
とおざかるきおく
それわふぃるむのよおにあらくすりきれてわ
こぼれおちていて
たくじょお なにもないばしょでひとりただ
いのっていたの
せつなにちるはなびら
まるでいのちのよお
ここにわもお
だれひとりもいやしないけど
いつになってもかわりわしない
けしきをみつめつむぐ
ぼくのあいのうただ
なんぽくらいあるいてきたのだろお
うかぶそおまとお
それわきづくたびにうすくなってわ
もおゆうぐれどきなの
かんしょお すがるよおに
ひたっていた
いずれわちるうんめい
いまでわはれもよお
ここにわもお
ぼくいがいわいやしないのだから
かんじょおがとけてく
あやまちがとけてく
いつわりもくちてゆく
ながいとき こえてとおくへとどく
せつなにちるはなびら
まるでいのちのよお
ここにわもお
だれひとりもいやしないけど
いつになってもかわりわしない
けしきをみつめつむいでは
たそがれいろとあしたへむかう
みちはいまだにはてない
きみとあえるそのひを
しんじて
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