(A)  君の心を軽くしようと 薬をひとつ処方してみた
   「経過はどうだい?」渇いた声で 僕は問う

   「私はどんな病でしょうか?」 不安そうに見つめる君に 
    何も言わずに笑ったままで 手を伸ばす

(B)  君を侵すその毒など吸い出して
    苦しみから解放してあげたい

    だけど それは 僕のエゴだから
    教えてよ もっと君の言葉で


(サビ)「僕なら君を必ず幸せにできるから」なんて
    責任の取り方も知らない子どものセリフでしょ?
    胸に巣食った毒なら僕も持っているからさ
    呼吸ができないくらいおそらく末期的だね love pain



(A)  君の痛みが膨らむ度に 僕の痛みも増えていくコト
    何も知らずに「タスケテ」なんて 君は言う

   「薬を頂戴」震える声で 縋りついたその先には僕
    気休め程度そんな嘘(クスリ)で どうするの?

(B)  悲しむ顔はもう、見たくはないから
    伸ばした手をどうか握り返して

    だけど それは ただの独りよがり
    苦しいのは そう僕の方だろ?

(サビ)「今日は寒いから君のその手を暖めてあげよう」
    逃げてくことばかりが上手な大人のいい訳さ
    笑っていてもホントは心が泣いているよ、ずっと
    裂けるような痛みさえ愛しい もう手遅れだ love pain




(サビ) どんな本にも載ってない。どんな医者にも治せない。
    きっとどんな薬さえ効かない この病気には。
    君が誰かを好きだと知っているはずなのになんで?
    僕の心に染み付いた毒がまだ抜けないよ タスケテ
    
   
    
(サビ)「何より大切なのは想いを伝えることだよ」と
    心を隠してばかりいる偽善者(ぼく)のセリフでしょ?
    苦しくて寂しくてそれでも君の痛みが和らぐなら
    僕の心なんて砕いてしまえ! 君の薬だよ。 love pain
        

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

love pain

つまり 片想い×片想い ベクトルは一方通行

閲覧数:103

投稿日:2012/10/23 01:58:32

文字数:863文字

カテゴリ:歌詞

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