1A
遠い遠い昔　楽園で皆
幸せに暮らしてた頃の話

B
ここに生ってる果物
ひとつ除き食べてもいいと
言われてきたけれど

S
知恵の実だけは
手を出したりはするなと
口にすれば最後
二度と戻れないから

C
「そんなのは嘘よ
食べたなら
この世の全てが
見えてくるでしょう」


2A
知恵の木の枝に実る真っ赤な
リンゴに似た果実を手に入れたら

B
夜も明るく照らして時間増えた
着るもの、食事、住まい
作らなくちゃ

S
不思議な実は燃え
焼き尽くされた楽園
追い出された先は
厳しい外の世界

C
知る前に二度と戻れない
切り開いていこう
知恵と炎で


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※全文ひらがな（「は」「へ」「を」は発音通りに表記）

1A　4+4、4+3、10、6
とおいと　いむかし
らくえん　でみな
しあわせにくらしてた
ころのはなし

B　7+4、3+3、4+3、9
ここになあてる　くだもの
ひとつ　のぞき
たべても　いいと
いわれてきたけれど

S　4+4、7+4、9、6+4
ちえのみ　だあけわ
ておだしたりわ　するなと
くちにすればさいご
にどともどれ　ないから

C　5+3、5、5+3、7
そんなのわ　うそよ
たべたなら
このよのす　べてが
みえてくるでしょ


2A　4+4、4+3、10、6
ちえのき　のえだに
みのるま　あかな
りんごににたかじつお
てにいれたら

B　7+4、3+3、4+3、9
よるもあかるく　てらして
じかん　ふえた
きるもの　しょくじ
すまいつくらなくちゃ

S　4+4、7+4、9、6+4
ふしぎな　みわもえ
やきつくされた　らくえん
おいだされたさきわ
きびしいそと　のせかい

C　5+3、5、5+3、7
しるまえに　にどと
もどれない
きりひらい　ていこ
ちえとほのおで