ひとつふたつ砕けてく
思い出すのはいつもそう
優しい手の平と寂しい温もり
声が嗄れるほど祈る
懐かしがってくれますように
幼いわがままを許してくれるか?
ねえ君の笑う顔が好きだったよ
好きだったってことしか今は
覚えてないけど
貫いて溶けた君の声
きらめいてすぐになくなった
浮ついた言葉 ぼくの嘘
全部抜け殻になった毎日
泣かないでいいよ もう帰ろ
ゆらめいて空が暮れてった
うつろいだ季節と一緒に
ひとつなくしてしまった それだけだ
浅く迷う早朝の目
恋焦がれるのはいつもそう
柔らかな光と誰かの残り香
ねえぼくら出会わなけりゃよかったね
出会わなけりゃさよならなんて
なかったのになあ
もどかしく触れた君の指
膨らんですぐに弾けた
美しいと言うには少し
眩しすぎるから塞いでしまう
貫いて溶けた君の声
きらめいてすぐになくなった
浮ついた言葉 ぼくの嘘
全部抜け殻になった夕暮れ
忘れたくないよ でもいいの
眩むように消えて霞む雲
うつろいだ季節と一緒に
ひとつなくしてしまった
それだけだ
それだけなのに
コメント0
関連動画0
ブクマつながり
もっと見る古びたポラロイドに 滲むインク
そっと撫でてみたの
あのときの嘘のこと ばかだねって
遠く飛ばしてほしい
頁を捲る指は 溶けた夏と
ちっとも似ていない
その内また秋が 来るんだって
わかっているのに
使えずに 寂しくなった
むかし色の封筒に...エンドロールと金木犀
かぼちゃを下さい
「hello world」
キミない世界 モノクロのエフェクト
キミいる世界 シキサイの色合い
幻想と妄想と現実
現状と幻惑と現象
過去 未来に 現在(いま)
hello hello the world
hello hello monochrome
hello hello the world
hel...hello world
鬱乃谷 基
夏になれば枯れる
小さな草むらで
貴方は今日もまた
ピアノを弾いて
雨が降れば消える
物語を抱いた
私をそうしてまた
微笑うのでしょう
優しい歌を奏でる
その手で貴方は...空の鳥籠
吹憐
空の底 落ちていく窓際で
そっと囁いた言葉は今でも覚えてる?
届きそうで届かない 君の指が微かに
温もりを保って 触れた先から伝う
小さな幸せとその「なみだ」
さよなら、と告げたあの日から
もう戻れない 何も見えない
暗く深く 灯りを失った光りが
いつかまた輝くこと信じて
街の頬 小さな花が散らばる...微か
イット
アラームが滲む 隣が冷たい
ハート抱きしめたあたし、目を覚ます
甘い紅茶にはきみの余韻だけ
お揃いのカップお砂糖はふたつ
ねえ、あいたい あいたいよ
きみの笑顔も きみの声も
このアルバムにね 閉じ込めたいの
響く着信に指が震えるの
はじめての嘘は あたしの、さよなら
ねえ、あいたい あいたいよ...さよならリフレイン
ziu
「僕が呼吸を止めたら、
君はなんて云うのかな。
嫌いだとか嘘ついて
泣いてくれたら嬉しいよ」
重ねたこの心臓に、訳もなく見惚れて
馳せた僕のいじわるに 描く君は目蓋
忘れたいよ 忘れないよ
いつかの答えを、僕は
まだ返信すらできないけど
いつか逢いに行くから...リコリスの花束を
ziu
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想