ブクマつながり
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古びたポラロイドに 滲むインク
そっと撫でてみたの
あのときの嘘のこと ばかだねって
遠く飛ばしてほしい
頁を捲る指は 溶けた夏と
ちっとも似ていない
その内また秋が 来るんだって
わかっているのに
使えずに 寂しくなった
むかし色の封筒に...エンドロールと金木犀
かぼちゃを下さい
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「hello world」
キミない世界 モノクロのエフェクト
キミいる世界 シキサイの色合い
幻想と妄想と現実
現状と幻惑と現象
過去 未来に 現在(いま)
hello hello the world
hello hello monochrome
hello hello the world
hel...hello world
鬱乃谷 基
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夏になれば枯れる
小さな草むらで
貴方は今日もまた
ピアノを弾いて
雨が降れば消える
物語を抱いた
私をそうしてまた
微笑うのでしょう
優しい歌を奏でる
その手で貴方は...空の鳥籠
吹憐
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空の底 落ちていく窓際で
そっと囁いた言葉は今でも覚えてる?
届きそうで届かない 君の指が微かに
温もりを保って 触れた先から伝う
小さな幸せとその「なみだ」
さよなら、と告げたあの日から
もう戻れない 何も見えない
暗く深く 灯りを失った光りが
いつかまた輝くこと信じて
街の頬 小さな花が散らばる...微か
イット
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アラームが滲む 隣が冷たい
ハート抱きしめたあたし、目を覚ます
甘い紅茶にはきみの余韻だけ
お揃いのカップお砂糖はふたつ
ねえ、あいたい あいたいよ
きみの笑顔も きみの声も
このアルバムにね 閉じ込めたいの
響く着信に指が震えるの
はじめての嘘は あたしの、さよなら
ねえ、あいたい あいたいよ...さよならリフレイン
ziu
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「僕が呼吸を止めたら、
君はなんて云うのかな。
嫌いだとか嘘ついて
泣いてくれたら嬉しいよ」
重ねたこの心臓に、訳もなく見惚れて
馳せた僕のいじわるに 描く君は目蓋
忘れたいよ 忘れないよ
いつかの答えを、僕は
まだ返信すらできないけど
いつか逢いに行くから...リコリスの花束を
ziu
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【A】
使い古した望遠鏡で 見つけた景色は
あの頃と違ってるかい?
【A】
息を殺して 夜が明けるまで
追いかけてみても
鮮明には見えないままさ
【S】
憧れだけやけに強くって
僕より少し 冷たいその肌に...satellite 【♪】
ふぎ
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綺麗なものになりたくて
愛される僕になりたくて
ふと掴んだ夜の風
どんな色を滲ませたの
君のためなんて気取っては
見え透いた嘘で強がった
いま背中に口づけて
こんな恋を終わらせたよ
止まった音 軋んだ歌
脆弱な未来は崩れたまま...嘘吐きピーター
まいむ_
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子供の笑う声に誘われて
小さな路地を入ったら
大きなコウモリが翼を広げて曰く
『ようこそ!
此処は夢の国!』
代金はポップ・キャンディでオーケー...ハロウィン・サーカス
玉城ねぐこ
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【A】
眠るように 消えるように (6-6)
歌う音は まるで儚く (6-7)
そんな ありきたりな 歌を (3-6-3)
君と僕は 歌い続けて いくよ (6-7-3)
【B】
小さい頃から 好きなオモチャと (8-8)
同じ感情じゃないと 分かってる (12-5)
【サビ】
...スイートオルゴール
なまぎ
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A
かき集めた瓦礫の温度と
手のひらに合うおぼろげな雨を
僕らは無色に例える
水晶の向こうで羽ばたいた
鳥の背中に太陽が溶ける
僕らを無色に喩える
B
再生のピリオドで歌う
息の根が騒ぎ出す...夢とバラッド【曲、動画有】
吹憐
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例えばの話し 僕がこの世界にいないとして
誰が幸せになるだろうか?
答えは誰も幸せにならず不幸せも訪れない
誰かがいないならそれだけ ただそれだけの物語さ
必要な人間なんていないよ だって人は人だろ?
そうだろ?
宛もない手紙はもう一度って泣き叫んでるよ
時間はいつまでも待ってはくれないさ
現実と向...手紙
イット
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三日月のブランコ
きみを見つけられないの
揺れたのは この目だけ
きっとなにも知らない
ひめやかに砕いた
星の音が響いた
これが恋、らしいの
片割れ星に乗って
きみに会いにいく
瞬く光がわたし...星屑パレード
ziu
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A
僕は今日 旅に出る
まっさらな靴を履き
小さな鞄 ひとつだけ
思い出を詰め込んだのさ
A
君に手紙を書こう
伝えたいことがある
当たり前に過ぎる日々が
宝物なんだ...ひとつ星
遠野音
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今日の空も泣いていると
窓辺の鳥がうたう
呟いたさよならなんて
何気ない、味気ない
きみだけがリセット ひたいにキス
その意味をあたしは知っていたの
rainy,rainy,きみがいない
土砂降りの傘に隠れてるの
rainy,rainy,だいすきだよ
雨音ゆらぐ、あたしのリグレット...雨音のリグレット
ziu
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何を指すのが「愛」なんだと
僕らは未だに立ち尽くす
こねて固めた「でも」「だけど」
連動して黙り込む
(離した手に何が残る?)
目を伏せた君が呟いた
涙の中のSOS
赤い色 同じ
(「僕の側にいて」
本当の言葉もひねくれたまま壊れて)...曖昧炉"Maybe"
しらむ
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雨傘に純白の
鯨を飼い始めて
少し高い音まで
聞こえるようになった
爪先に紅色の
珊瑚が根づいてゆく
私の呼吸には
無数の泡が 揺らぐ
肺を昇れ
七色の海月...海になる
吹憐
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「∞0」(エンドレスゼロ)
∞0 0 全ての数字は
∞0 0 1さえない
∞0 0 私に残された数字は 何もない
原色さえ 失われた町
あるのは黒のない白色
夢見てた頃は たくさんの物あふれてたけれど
私が大人になった頃には 現実(タナトス)という名の絶望が
身の上に重く乗りかかって 茨で身体を引き...∞0(エンドレスゼロ)
血兎りんご
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嘘をついた 煙吐いた 泣き真似た 日々に
憤った 腹が立った だけど飽きた 繰り返した。
麻纏った 君を抱いた 亡き夏が千々に、
舞い上がった。切れたライター 次の秋だ 目が回ったんだ。
触れた肌が あの瞳が
不確かな目蓋を震わせる
白は冬の頬をぶって
灰にして溶かした吐息の愚か
さよならを何度言っ...セプト
春堂
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水色景色 雨は優しい子守唄
静かに包む 街の音 いくつの言葉たち滲ませて
指先描く 誰も見れない水文字
あなたに向けて 密かに… なんて苦笑いした
醒めてしまうから
夢だと言うんでしょ
分かっているの 痛いほど
でも 私まだ ここにいる
せめて
あなたの姿が 霞んで見えているなら...Ghost Rain
THERION
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昼から夜へ熱は冷めて
お腹の空いた街を風が通り抜ける
音もない部屋から見下ろす道
すこし前にひとりで通った僕の面影
等間隔の街灯が ぽつりぽつり向こうから光を連れてくる
そんな魔法の一瞬を 今日も僕はどこかで 見たんだけど
何度だって 震えながらでも待つよ
うたた寝しちゃうくらい 穏やかな日だまりを...【曲募集中】 ブランケッタ
2430a
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気温10℃ 急に寒い。
君の街はいかがでしょうか。
できるだけ 暖かくて、
幸せだと良いのですがね・・・。
君が「悲しい」と呟くと、
私は無口になるのです。
ねえ笑って
嘘でいいから、文字で良いから、笑えばいい。
ただひとりで
嘘を付くから、寂しくなる、毎日、日々。...毎日、日々。
春堂
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一人じゃないとか
手を繋ごうとか
本当はもうそんなこと
どうだっていいの
優しい嘘とか
醜い真実
同じに見えて仕方ない
あなたもそうでしょ?
いっそ両手両足の先から
電流を流すみたいに...愛を、心臓に届くほど愛を
吹憐
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目覚める前に僕ら
何を約束したろうか
唇にのせた歌を
枷のように重ねあって
夢見る日々に僕ら
何を誓っただろうか
爪先に絡む水で
真っ白に溶け出すその有無
いつから生まれていたの?
不意に鼓膜を震わせて...神様のいない庭
吹憐
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それは パッとした衝動で 赤い赤い夕焼けを見たので
お約束みたいにカラスが 横一列
君と眺めてたいな
それも はっとした瞬間で 青い青い流星を見つけて
ダメで元々と願いを かけたけど
君と一緒がよくて
居なくても 端々に 映る姿はどうしてだ? って
分かってはいるんだけど
ありきたりじゃ嫌な つまら...【曲つきました!】 プレタポルテ
2430a
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きみの頬にまつげが触れたから
あたしはなんだか幸せだ
小さなこと思って瞑ったら
大きな宇宙を感じた
優しい感覚
知らなければきっと
この切なさにも気づけなかったんだね
あわい甘いミルクティ
悲しい指をあたためてくれたね
切ない心が愛しくさせる...きみはミルクティ【曲:木もれ日さん】
ノイズム
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僕の心には 錆びた螺旋穴
聴こえない耳は孤独に溶けた
握り締めてみる 人の温度を
僕には何もない何も見えない
捨てられていく記憶 思い出は邪魔だ
人の形と僕だってかわらないのに
笑顔の意味を認識出来ず
廃棄部品と寄り添って
もう僕らの意味 個体番号も
明日になれば消し去って...スケルツォーネ
南ゆに