昼から夜へ熱は冷めて
お腹の空いた街を風が通り抜ける
音もない部屋から見下ろす道
すこし前にひとりで通った僕の面影
等間隔の街灯が ぽつりぽつり向こうから光を連れてくる
そんな魔法の一瞬を 今日も僕はどこかで 見たんだけど
何度だって 震えながらでも待つよ
うたた寝しちゃうくらい 穏やかな日だまりを
膝抱えて 指に自分の息を吐いて
それでも薄着のこの心は 待ってる
誰かの運んできた明日を
似合わなくても羽織って またドアを開けた
大きすぎて着られているばかりだ
忘れたふり ブランコの上に置き去り
いびつな縫い目の星座も プラネタリウム映されて歌を紡ぎ出す
そんな魔法の一瞬を 今日も僕はどこかで 見たはずなんだ
“窓を開けて 窮屈じゃない夜空を
二人で見よう 夜風はしんと冷えていても
晴れた夜も 君の部屋だけつめたいなら
その胸に 誰より寄り添っていよう”
君がはじいた涙のボタン 一層薄着の心 寒がり 隠さないで 本当のことを話そう
互いの指に息を 空いた肩には体温を 寂しがりの震えに 優しい唄をかけよう
何度だって 涙を拭って行くよ
うたた寝しちゃうくらい 穏やかな日だまりへ
抱きしめて 指切りを二人交わして
こんなに薄着の心は 持ってるから
何度だって 君の言葉に見たよ
寝坊しちゃうくらい あたたかな一瞬を
涙さえも 一緒にくるまって笑えたんだ
こんなに薄着の心だから 寄り添って
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2430a
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