私に接吻ける貴方のこと
ずっと前から嫌いでした

木星が騒ぐ夜に目を覚ます
引き出しの青いペンで日を記す
所詮は人目に晒すまでもない
ありふれたララバイですからして
閉ざす

貴方はきっと知っているのだ
私が風船でできていること
誰かの吐いた空気を今日も
吐き出しながら飛んでいく

私に接吻ける貴方のこと
ずっと前から嫌いでした
しがないものでも私のものです
吸い出さないでCO2
どうか空っぽにしないで

いずれは割れて跡形もない
乙女に成りゆくのですからして
笑う

知らないふりは通じないのだ
私が風船でできていること
誰かの投げた針のひと突きで
遠いところへ飛んでいく

私に接吻ける貴方のこと
ずっと前から嫌いでした
誰かの息でも私のものです
どのみち吐けどCO2
ならばこのままにさせて

触らないで障らないでいて居て
どこへなりと
私を手放してきて来て

私に接吻ける貴方のこと
ずっと前から嫌いでした
しがないものゆえ私のものです
吸い込まないでCO2
どうか貴方はそのままで

私に接吻ける貴方のこと
ずっと前から嫌いでした
吐かせずにいてCO2
隠した最後の呼吸で
ねだりたくなるのですO2

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

融呼吸


私に接吻(くちづ)ける、と読んでくださいな。

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投稿日:2010/09/22 03:09:37

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

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