掻き集めた理想郷を
組み立てた檻で
わたしはまた 弱く、囀った

止め処ない雨の中
絞められた首に
もう少しだけ 強く、残ればいい
消せないように。

昨日以上が無いのなら
昨日以上は要らないから
あ、終わってく

ねえ、あのとき
間違いなどなくわたしを愛した?
気の迷いだと云うのなら
それはなんて優しい錯覚だったんだろう

ねえ、あのとき
躊躇いなどなくわたしを許せた?
もし頷いてくれるなら
それはなんて虚しい掌に成るんだろう

待ち続けた指切りごと
攫われた癖に
あなたはまだ わたし、掴んでる

治せない傷抱えて
飛び込んだ腕に
後ちょっとだけ 嘘が、効いたらいい
消えないように。

昨日以外が無いのなら
昨日以外も要らないから
ね、重ねてて

今、さざめく
悲しみの渦に体を打ちつけ
記憶それごと砕いても
忘却まで到底辿り着けそうにもない

ねえ、教えて
恐れなんてなくわたしを愛せた?
物語が霞んでいく
それはなんて優しい錯覚だったんだろう


ねえ、あのとき
ねえ、あのとき
ねえ、あのとき

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

それは確かな愛でした

10130127 修正

閲覧数:1,150

投稿日:2013/01/27 01:00:16

文字数:454文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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