目覚める前に僕ら
何を約束したろうか
唇にのせた歌を
枷のように重ねあって
夢見る日々に僕ら
何を誓っただろうか
爪先に絡む水で
真っ白に溶け出すその有無
いつから生まれていたの?
不意に鼓膜を震わせて
誰に逢いに来たの?
鏡の中に駆けてゆく
幸せの罪で手を繋ごう
心に雨を忍ばせて
余りある夢の後先に
描く藍色の仮想
目覚めるために眠ったなら
今を許される気がした
モノローグには目を開こう
もう一度二人
巡り着くならば僕ら
何を思うだろうか
軽やかに褪せる日々の
まっさらに朽ちゆく幸福
そこから呼んでいたの?
独り昼夜を数えては
僕に出逢う日まで?
鏡の中に花が咲く
盲目の罰でキスをしよう
瞼に雨を潜ませて
辿り着く夢の裏側に
掻き消したその実像
息継ぐために離れたなら
また結び合える気がした
プロローグには愛を語る
何度でも君と
呼吸のたび遠ざかる
形ある世界のその意味は
約束したろう 器そのもの
羽を広げて君に逢いにゆく
さよならの声で微笑もう
眸に現を閉じ込めて
駆け抜ける夢の通い路に
落としゆく柔らかな跡
幸せの罪で手を繋ごう
心に雨を忍ばせて
余りある夢の後先に
遠く僕らの空想
目覚めるために眠ったなら
今を許される気がした
エピローグには目を瞑ろう
ここは神様のいない庭
神様のいない庭
輪廻転生再び君と初恋を、そんなイメージでした。
バベルさんが曲をつけてくださいました!
http://piapro.jp/t/gZ4n
ありがとうございます^^
コメント1
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歌詞設定作品1
ブクマつながり
もっと見る雨傘に純白の
鯨を飼い始めて
少し高い音まで
聞こえるようになった
爪先に紅色の
珊瑚が根づいてゆく
私の呼吸には
無数の泡が 揺らぐ
肺を昇れ
七色の海月...海になる
吹憐
螺子を巻いて歩くのは
もう止めにしよう
対岸の風は蒼い
あなたの眸のように
糸を引いて微笑うのは
もう止めにしよう
夕暮れの波は朱い
わたしの夢のように
溶け出した白に染められて
少しだけ見境を失くしたんだ...アトリエメリー【曲・動画有】
吹憐
世界中の蒼をこぼして
誰かが描いた夕暮れ
防波堤に寝転んで
半分の月を見ていた
深く沈んでいく一日だ
その境界に何を見る?
どこまでいっても悩ましい
そんな僕らにさよならだ
夏を告げる風が吹けば
会えない理由はないし...僕と宇宙とボールペン
ますぽん
惑星が傾く
蛍光の茜色
貴方にはきっと見えない
視えてなどいない
静寂が嘯く
対角に辿り着く
この足を絡め取るのは
緑のざわめき
叫べなくなる前に
何処か遠くへ...ワンダーゴート
吹憐
(流れ出す すべてを 見つめるだけの)
横切った、モノクロ
ぬるい言葉 爛れ落ちた
浮かび上がる 視線の痣
向こう岸で 太陽がおちてく
カメラとカプチーノの空と
倒れた花瓶にくちづけ
指差し 世界を選べば
窓枠はそっと冷えた
あの靴は捨てたの ...トウシューズとアンブレラ
桃華なゆた・灯下箱
ロクガツココノカ
零れ落ちて
あの湖の淵で
逆さの王国
緑のキシ
奇跡の鱗を見た
絹を広げた右の手に
翡翠の指輪
憶えているんだろうか
とても鮮やかだったこと...君の見なかった夢
吹憐
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ご意見・ご感想
バベル
使わせてもらいました
吹憐さんの歌詞「神様のいない庭」を使わせてもらいました。
http://piapro.jp/content/t1wpuy2wvvx383nv
よかったら聞いてやってください。
簡単すぎるアレンジでスイマセン。
2010/12/20 11:26:48