螺子を巻いて歩くのは
もう止めにしよう
対岸の風は蒼い
あなたの眸のように
糸を引いて微笑うのは
もう止めにしよう
夕暮れの波は朱い
わたしの夢のように
溶け出した白に染められて
少しだけ見境を失くしたんだ
相応でない祈りなんて
一体いつ知ったんだろう
カメレオン・パレード
青紫の名残り
その眼差しの奥に刺さった
棘を抜いてあげよう
明日が来れば、パレード
あなたもまた一人
音を立てずに歩くのだから
蝋を塗って進むのは
もう止めにしよう
手のひらの花は淡い
だれかの期待のように
筆先の黒に目を閉じて
夜の隙間に石を投げたんだ
回想でない理想なんて
どこで拾ってきたんだろう
パラサイト・ミラージュ
薄紅の曇り
離された手の先に残った
温もりの追い方を
胸にひそめ、ミラージュ
あなたはまた一人
立ち止まらずに歩くのだから
どうぞ今だけは
透明な意識の中
何も言わずに、何も訊かずに
カメレオン・パレード
青紫の名残り
その眼差しの奥に刺さった
棘を抜いてあげよう
明日が来れば、パレード
あなたもまた一人
音を立てずに歩くのだから
朝が来れば、パレード
わたしもまた一人
声を立てずに眠るのだから
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