この腕に抱く、しなやかな肢体
水を欲しがるように
酸素を啜るように
音の葉を待つように
ただ、ただ
強欲に、貪欲に

欲しがった




lust to you





何と小さな命だろう
それを潰す事は、どれだけ容易いか
組み敷き、視線の先にある白い首筋を
丸で夢見るように眺めた


甘美な、誘惑
顔を少し上向かせて、そこを曝され
請われるように、手をかける――かけるだけに、留める
抗うことなく、目を閉じる彼の人
薄っすらと開いた唇から、僅か覗く舌先に、己のそれを絡めたい

何と儚い時間だろう
抗うことなく、腕に囲われる赤の君
白い肌に手を伸ばし、薄灯かりの下、全てを暴きたい

「がくぽ…?」

赤が、紡ぐ声は、丸で媚薬
嚥下し、項を支える

「…焦らしてるの?」

クスリ、小さく微笑う赤の君
甘く香るその肢体を、全て

全て、全て、全て

己がものにしたいと、願う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

*小説*がくメイ*lust to you*

あいらぶがくメイ!大人な恋愛だぜ!…多分。
雰囲気が色々とヤバイ気がしますが…。
規約に…い、違反とかしてないよね?!

そして思う今日この頃。
がくぽとめーちゃんのユニット名…。
ナシュじゃだめだろうか。
ナス+酒でナシュ。…ダメですね、ハイ。

閲覧数:336

投稿日:2010/04/19 23:54:45

文字数:390文字

カテゴリ:その他

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