懐かしく焦がすは 木槿色の香り
水無月色の空 遣らずの雨

消えそうに褪せてく黎明の記憶は
一欠片をこの手に 砕け散って

響く樹齢の音と幾千の光
唸る雷鳴と風 跳ね上がる鼓動

竦むこの身をただ時に任せ
叫ぶ声はいつか届け

さあ舞い上がれ焔をまとい 
枯れたあの心に火をつけておくれ

掌に燃える花びらが
紅く私の瞳に火を灯すだろう




美しく擦り寄る 朽ち果てた約束
薄紅色の誓い 彷徨う影

握りしめる幻想 立ち止まる情熱
見上げる果ての空今は遠く

光る天泣の虹 色づく世界
祈る奇跡の音と重なる声

繋ぐ新たな手に想い託し
共に風を感じ飛べ

さあ切り裂いて旋風よ
塞ぐあの扉開いておくれ

さざめく木々が萌えるように
眩しく君の瞳に火を灯すだろう



さあ降り注げ月時雨よ
伝う涙の跡隠しておくれ

震わせる肩を抱くように
優しく君の手は告げるだろう

さあ舞い上がれ共に生きて
振るう紫電の太刀 二人の声

雲に光芒と祝福が
満ちる開闢の音を奏で行こう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

華と焔 歌詞

華と焔の歌詞です

閲覧数:118

投稿日:2022/02/08 19:01:58

文字数:437文字

カテゴリ:歌詞

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