許されたいと思っているから 僕は君に祈るんだ
暁に燃える天に刃を掲げながら
ああ許して 僕の罪を
ああ壊して 僕の咎を
返される笑みなど無いと知りながら 僕は必死に祈るんだ


風にたなびく 君の髪
撫でた先には 春の温度
鼓動を紡ぐ この想い
吐息一つで 理解した

だから
全てを知って絶望する前に 君を壊してしまいたい
未来を知って絶望する前に 君を奪ってしまいたい
彼方へ 共に行けると信じて

許されたいと思っているから 僕は君に願うんだ
暁に燃える天に刃を掲げながら
ああ許して 僕の罪を
ああ壊して 僕の咎を
返される笑みなど無いと知りながら 僕は必死に願うんだ


涙の伝う 君の頬
散った滴は 冬の温度
鼓動を閉ざす この行為
最後の吐息 こぼれ出た

だって
全てが消えて安心した後で 君を抱きしめ続けたい
未来が消えて安心した後で 君を愛してい続けたい
此方で とわに溶けると信じて

許されたって思っているから 僕は刃を振ったんだ
暁の光満ちる冷たい空気の中を
ああ叫んで 君の声で
ああ満たして 君の紅(あか)で
ほとばしる真紅の温度を知りながら 僕は歓喜に笑うんだ

濡れそぼる祈りの刃を撫でながら 君に好きだと告げるんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集】祈りの刃

初めて作りました。
初めてですが、すでに病んでしまっています。

最初は特に意識していなかったんですが、いつの間にかレン君イメージになってました。
形態は歌詞なんですが、もし実際に曲を付けてもらったら、いったいどんな風になるんだろう……と自分でも懐疑。

どなたか曲を付けてもらったら嬉しいです。

閲覧数:113

投稿日:2011/05/13 16:04:11

文字数:525文字

カテゴリ:歌詞

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