オーバーモラトリー/GUMI

BPM190


「最後の曲です」と君が言う
鳴り始めるハイハット
3弦の切れたギターを
肩から下ろそうとしないで
 

片目で僕を見、微笑む
やさしくなんかならないでよ
忘れるくせに 
泣いてしまいそうだ


しあわせそうに見えるかもしれない掛け合い
白いライトに照らされて
ねぇその赤い爪
君のギター似合うみたい


春には何百回も触れた気がする
だけどカウントしてみたらさ
まだこれで何回目の春か
確かに君に触れた気がする
そんな気がするのに
だけど今数えたら
僕らまだ


何が正しいかなんて
わかりはしないのだけど
何もかものすべてが
間違いではなかったはず


呆れるほど意味のない
長い夜を繰り返して
共有してた贅沢な瞬間


しあわせそうに見えたかもしれない馴れ合い
どこでも行けたはずなのに
どこにも行こうとしなかった
だからまだ



あと3分だけ夢を見たいから
離れられない
諦めない
この曲が終わるまで


春には何百回も触れた気がする
僕は数えてまた数えて
もうこれで何回目の春か
確かに君に触れた気がする
そんな気がするのに
だけど今並べたら
さようならは…
今なら
今なら
世界は僕らのもの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

オーバーモラトリー / GUMI

歌詞

閲覧数:62

投稿日:2024/04/26 06:31:09

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました