「吐露」

雑踏の中　響く音　貫いていく
自分を理解しない感情論
街を染めてる。冷めてる。メテル。

おかしくなった　変えられた
生きるためのターゲット
交差した天国で座り込んでは
仰いで呟く

愛を頂戴　才能と将来
求められては壊れた
筆を洗った水のように
僕の中　溢れて消えて

今日もこの色のない世界で　
空をじっと見てもさ
ずっとどっかで穴が空いたような
虚無感だけが這う
愛を歌えばわかるよな　
今の足りないものがさ
きっと　このまま生きて襲われる　
今に落ちる堕ちる落ちるオチル　後悔の層

wannabes 背後(うしろ)にペタリついては
内緒話　「共に飛び立ちませんか？」

いつも
なんてったって不安で
一緒にいると不安定
今はケセラセラ

頭の中がトリップした
嘘とリアルが交叉して

テープの剥がした跡　爪立てて
削り取ってみてもさ
無駄に無駄を重ねたみたい
お前の人生だろ？
真っ白な過去を塗りつける
当たり前の世界が
きっと僕らを殺し締め付ける
更に落ちる落ちる落ちる落ちた
限界はもう……

草木の呼吸まで感じてたい
顔に塗り固めた仮面はもう

泣きじゃくってたあの声が
今はもう　掠れて消えて

今日もこの色のない世界で　
空をじっと見たらさ
ずっとどっかで穴が空いている
くだらないなって笑って飛ばせよ
愛を歌えばわかるかな
君の足りないものがさ
きっと　いつかは死んでまた戻る
それじゃまたね　いつか会えるきみとの再会を