常夜花


この朱い光 小さな飾り
常夜に始まる
浮かぶ音色達 名前さえない

空に咲いた 変わらない花
深い眠りから 繰り返される この詩

爪を這わせた 白い傷痕
声を持たない 消える糸の様に

時を刻んだ 霞(かす)む記憶は
褪(あ)せた思い出 奇麗に染めて

触れた指先は夢さえ変えて

この淡い光 小さな飾り
月夜に奏でる
踊る音色達 響いて

指を伸ばせば 壊れた扉
重い錆色 息を潜めて

終わらない夜は夢さえ変えて

この朱い光 小さな飾り
常夜に溢れる
月の音色達 見つめて

瞳に浮かぶ 塞いだ壁に
動いた影を 刻み残して

静かに落ちた幕 終わりを告げて

この淡い光 小さな飾り
月夜に奏でる
浮かぶ音色達 名前さえない
夢に咲いた 終わらない花
瞳閉じるまで この詩を詠み聞かせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【鏡音レン】常夜花【team-FSR】

team-FSRの2014年1曲目として公開された常夜花の歌詞です
動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22659382

閲覧数:222

投稿日:2014/01/13 06:18:28

文字数:357文字

カテゴリ:歌詞

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