鏡が割れた
隣の部屋から聞こえる 携帯のvibration

疑いたくもなる 幼い僕の頭はフル回転 悪い方向へと 進む思考

愛してるって 言ってよ
歯が浮く位の台詞を安売りして
僕には 残りカスすら残されてない


それでも 大事に繋ぎ留めてきた 糸がぷつりと 鳴いた


乱暴に髪を梳かれて 焦りが伝わるけれど
もう涙しか出なくて 君を疑う言葉を吐き捨てた


握りしめた拳が 湿ったまま 下を向く

君が 遠くなるまで



目と鼻の先で 眠った携帯
目を離す事も出来ずに


うずくまると 背中を抱く手が 暖かかったのを思い出す


喉まで出かかった言葉を 必死で押し戻して
忘れようともがけば
僕を犯す君のfragrance


苛立つように 頭を振って
遠くへと 彷徨う視界

ふいに 背中から抱きしめられ
拒絶すら 覚える前に口付けをされた

その真剣な顔も 造り物 だと知っているのに
僕は まだ依存している 自分自信に気づく

握りしめた拳と 噛み締めた唇が ただ悔しさを露わにする

君を 呼ぶように


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ジェラシー

ちょっと大人びたレンのイメージ。
直接的な表現も少し含んでみたり。
今までの、詩よりリズムを意識して書いてみたつもりです。

閲覧数:77

投稿日:2009/10/08 23:09:28

文字数:465文字

カテゴリ:歌詞

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