「仏様がみてる」
険しい山奥にあり、格式ある仏門系学校が舞台。
そこには古より仕来りがあった。
『新入生は、一人の最上級生を指名して
最上級生はその新入生の教育を一年間する――』
【聖兄誕】おにいたん
を決めなくてはならない。
管全寮制、女子禁制のお堂で繰り広げられる
少年と青年の禁忌の物語。
揺れる蝋燭の灯、和紙にのたまう墨汁。
蔦絡まる小さなお堂で一人、写経に耽る坊主の新入生レン。
外は重たい雨が降り、堂は湿った匂いに溢れていた。
「ふふ、この雨なのに真面目な坊やだ」
「その声は……カイト兄者?」
レンが振り向くと、ずぶ濡れフンドシ一丁で最上級生である
カイトが嘲笑していた。
「ふふ、真面目な小坊主さん。その袈裟の下には
もう一本、小筆が隠されてるんじゃないかな」
「カイト兄者、からかわないで下され!」
「俺が筆の扱い……教えてやろうか?」
「僧伽は…、僧伽は…」
「ふふふ、そろそろ俺を指名しな。【聖兄誕】に!」
雷鳴響き、風がどこからか吹き蝋燭の灯を奪った。
雨漏りした天井からは折角書いたお経の文字を
雨粒で滲ませる。そして
沈黙のお堂は、二人の呼吸だけ残し―――。
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