ここはきっと世界で一番孤独な惑星
ぼくに心をください 正しく痛みを感じられるような
ぼくは誰も知らない 何かが足りない剥製
ガラクタを胸に詰め込んで 初めて空っぽな事に気づいた
錆びついた心にまだ 鼓動はない 鼓動はない
きみの心をその代わりにください
きみの中身も 空っぽなら ぼくらおそろい 満たして 満たして
いつも 足りないものを 足りないもので埋め合うの
だってここは世界で一番孤独な惑星
血の通った夢が覚めて ひとりまた 明けない夜を漂う
きみの鼓動 どうかぼくに聴かせて
ガラクタを寄せ集めて作った心臓 まるでぼくに似合いの抜け殻
ぼくは この惑星に きみを見つけてしまったの
きっと 同じ痛みも 言葉も孤独さえも 分かち合えなくても
ぼくに ああ 心をください
いつか ふたつの空っぽで ひとつの鼓動を分かち合えるように
ブリキが今 軋む 軋む
血の通う夢を今日も見たの
空っぽの奥で響く
今だけは孤独を忘れた惑星
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