木漏れ日の公園を散歩していたら 彼が子供たちに交じって遊んでいた
無邪気に戯れるその姿は 大きな子供のようで微笑ましかった
ベンチに座って眺める彼の姿は 私なんか目に入らないくらい夢中で楽しそうだった
私はここにいるよ
子供たちじゃなくて私を見つけてほしいな
いつだってあなただけを見ているから
この恋心に気付いて私だけを見て
少年のような心を持った眩しいあなたを見て
いつもそんなふうに思うよ
秋晴れの街路樹ぼんやり眺めて 落ち葉さらりさらり風に吹かれていた
泣きたくなるような景色の中 気付くと彼が私の肩を叩いていた
こんなに近くに来るまで気付かないなんて 恥ずかしくて顔を真っ赤に染めた私に優しく微笑む
私はここにいたね
不意打ちで彼が来て私に語りかけてきた
「何見てた?」 そんな問いに答えられず
黙ってしまった私を呆れることなく
少年のような瞳でじっと待っててくれた彼に
ぽつり「散歩してた」と言った
いつも見つけてほしいと願っていた彼を前にすると
しどろもどろになって目を合わせることすらできないよ
偶然がくれた邂逅に喜ぶ暇もなくて
「用事があるから」なんてそそくさと立ち去ってしまった
私はここにいたの
見つけてくれたのに私は逃げ出してしまって
後悔が湧き上がって悲しくなる
見ているだけなんてイヤだななんて思っていた
少年のような彼にはなんてことない出来事かも
だけど私には事件だよ
私をまた見つけて
次に会ったときは私もあなたの目を見て
他愛ない会話だってしたいからね
この恋心に気付いてくれなくてもいい
少年のような心の彼と普通に接していたい
それが今の私の目標
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6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
ʚ アノミー的Seaside ɞ
我楽多になった関係が
脳天に蔓延って
寂寞を模した安寧に
目を逸らしている
瘡蓋の冥利十二月
剥がれては最後って
明白な凶器十代
罪犯している(ー_ー;)
花束が散って陰影が...ʚ アノミー的Seaside ɞ 歌詞
CULT P
■Vocal : 初音ミク, 鏡音リン
■Music : ユラメ
■Guitar:Sayu
煽ってくる様なまたそんな浮遊感
嫌なこと隠して
煽ってくる様なまたそんな傷跡
晒して 見せてる
溜まり込んだ気持ちの最中
今も
蠢いて光っている...未知のまま Lyrics
ユラメ
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
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