「秋の行楽ハプニング」
シナリオ:すあえ タイトル:なつと
紅葉も深まってきた秋、空も高くなってきたこの時期は
食欲の秋、運動の秋、読書の秋などと言われるように過ごしやすい季節だ。
リビングで夕食をとり終わってくつろいでいたみんなの前でめーちゃんががある提案をした。
メ「さぁ、みんな聞いてちょうだい!明日は遠足に行くわよ!」
ミ「わー!遠足かぁ!どこに行くの?」
ミクが目を輝かせてめーちゃんを見る
めーちゃんはその手ごたえのよさに嬉しそうだ。
メ「ふふっ、それは行ってからのお楽しみよ」
レ「はーい!バナナはおやつにはいりますかー?」
リ「みかんもおやつにはいりますかー?」
リンレンもはいはーいと手を上げて質問をする。
メ「もちろん入るわ!予算は300円までだから持って行く量には気をつけなさいね」
レ「えぇっ!聞かなければ良かった!」
リ「300円とか少なすぎるよー!」
ぶーぶーと文句をいうリンレンにめーちゃんは容赦ない。
・・・これはもちろんアイスも対象なんだろうな。
300円とか6本入りのやつくらいしか買えない・・・少ないなぁ
カ「あ、めーちゃん、お酒とおつまみもおやつ扱いだよ?
めーちゃんだけ好きなものいっぱいはずるいんだからね!」
メ「わ、わかってるわよ!当たり前じゃない!(鋭くなったわね、カイト;)」
ル「お弁当は作って持っていくの?それともどこかで買う?」
メ「せっかくだし、作りましょ。ルカとミクは手伝ってね」
ル・ミ「はーい!」
こうしてみんなで遠足に行くことが決まった。
ミ「うわー!!!綺麗な紅葉!」
リ「レン!あっちにイチョウの木があるよ!凄く大きい!!」
レ「リン待てよー!!置いていくなって!」
メ「二人とも、あんまり遠くに行くんじゃないわよー!」
リンレン「「はーい!!」」
リンとレンは大きなイチョウの木のところへ走っていく。
ル「色んな木があるのね、色とりどりでキレイ」
ミ「ルカ、あっちいってみようよ!」
ルカもミクにつれられて歩いていく。
メ「さて、この辺にシートを敷いておいてもらえるかしら。
私、ちょっと紅葉の写真撮ってくるように頼まれたから行ってくるわね。」
カ「うん、まかせて」
めーちゃんは荷物の中からデジカメを取り出して写真を撮りに行った。
さて、シートを敷こうかなとシートを広げる。
カ「このくぬぎの木の下がいいかな?・・・ほっ、よっと!」
ばさっ
四隅に持ってきた荷物を重しがわりに置いて、完成!
しばらく周りの木々を眺めていたけど眠くなったので手ごろな大きさの石を枕にして
みんなが戻ってくるまで寝ることにした。
『よくも・・・このような無礼なマネを・・・』
眠りに落ちる間際に変な声が聞こえた気がしたけど、そのまま眠りに落ちた
リ「ちーさいーあーきー」
レ「ちーさいーあーきー」
リンレン「「ちーさいあーきみーつけたっ」」
リ「ただいまーっ!キレイな葉っぱいっぱい拾っちゃったー」
レ「・・・あれ?だれもいない??」
カ「リーン!レーン!!ここだよぉ!助けてー!!」
リ「あれ?カイト兄の声はするけど、どこにいるんだろ?」
ル「どうしたの?」
ミ「あ!みんな見てー!あんなところにカイト兄がいるよっ!」
みんなが見上げた先にはカラスの巣が、その中にはどんぐりぼうしを被ったカイトがいる。
ル「ええ?どうしてあんなところに・・・しかも、小さい気が・・・」
ミ「カイト兄ー危ないから降りてきた方がいいよーなんでそんなところにいるのー?」
カ「わかんないよー!寝てて起きたらこうなってたんだよぉうーていうか、こんな高いところか降りれないって!」
オレがいるところは地上3mぐらいだろう。しかし、オレの体長は500円玉ぐらいの大きさになってしまっている
もう、どういうことなのっ!
ざわざわしているみんなのもとへめーちゃんが戻ってきた。
メ「もう、なんでちょっと居ない間にそんなことになってるのよ」
呆れながらめーちゃんはそういうがオレだって好きでこんな目にあっているわけじゃない。
巣にカラスがもしも戻ってきたら・・・と考えると血の気が引いてしまう。
メ「幹を蹴ったら落ちてくるんじゃない?」
カ「えええ!落ちてけがしちゃうよぉおおお!!」
めーちゃんがとんでもないことを言い出す。
そこは必死で拒否だ!このサイズで落下したら危険すぎる。
レ「オレが上ってカイト兄連れ戻してくるよっ」
レンがそういって枝に手をかけてよじ登ろうとしたとき・・・
?『こんのおおおおおばちあたりなぁあああ!!』
あたりに怒声が響いてびっくりしたレンは地面にしりもちをついてしまった。
ミ「え?え?いまの誰の声!?」
ル「・・・!あそこ!」
ルカが指をさした先はオレが居る巣の横の空中・・・
紫色の長髪の男の人が浮かんでいた。
カ「お、おばけ!?」
が『お化けとは失礼な!我は、この霊験あらたかな木に宿る精霊のがくっぽいどなるぞっ』
リ「精霊なのに、っぽいんだ?」
レ「リン!しーっ!!こういうタイプは絡むと面倒だぞ!」
が『そこの双子!聞こえているぞっ そこになおれ!切り捨ててくれるわ!』
なんとも話し方が古いあたりが精霊っぽいのだろうか。
メ「ちょっと、聞いていいかしら?うちのカイトをそんな風にした犯人はあなた?」
若干、めーちゃんの声が低くてちょっと怖い。
精霊もびびったようで動揺しているのが判る。
が『そ、そうだ!こいつは我の名を刻んでいる石碑を枕代わりにしたので罰をあたえたのだ!』
カ「ええ!?あの石そんな大事なものだったの!?」
ミ「カイト兄~!ちゃんとみないとだめだよ!」
ル「もしかして、今レンが木に登ろうと踏み台に使った石のことかしら」
ルカが指差した石にはかすれているが文字が彫られているようだ。
レ「ええ!?じゃあオレもちっちゃくなっちゃうの!?」
リ「そんなことさせないんだからねーっ!」
ミ「がくぽさん!カイト兄をもとにもどしてくださいっ」
カ「ごめんなさい!オレが悪かったです!だから元にもどしてー」
が『断る!』
食い下がるミクをよそにがくぽはレンの方へ近づく
が『さあ!お前も天罰をくらうがいい!!』
レン「うわっっ!」
謎のポーズをとりながらビームのようなものを胸の飾りから発射するがくぽ
と身構えるレン
め「させないわ」
がくぽとレンの間にめーちゃんが滑り込む。
がくぽのビームめーちゃんは華麗に打ち返し、それはがくぽに当たる
が『うわあああああ』
ぼんっ☆
がくぽも小さくなってしまった。
が『なんで我の術が跳ね返せる・・・!』
め「うちの子たちに変なことしないで頂戴!光線だと判ったからコレで打ち返せると思ったのよ」
そうやってめーちゃんが振っていたのは酒瓶・・・
そんなもので打ち返せるのはめーちゃんぐらいだよ・・・
レ「メイコ姉!ありがとう!」
ル「さあ、カイトさんを元に戻してもらうわよ?」
ルカががくぽを摘み上げる。
が『そ、それがわすれちゃった☆』
てへ( ・∀・)ととぼけるがくぽに固まる一同
が『我も戻りたいのだが・・・おぬし方法を知っているか?』
ル「ググレカス」
ルカががくぽを地面にたたきつけた。
こうして、オレとがくぽはこの秋小さいまま過ごすこととなりました。
カ「あ、でもこのサイズだったらアイスの海で泳げる(*´▽`*)」
リ「・・・・カイト兄・・・・」
ちゃんちゃん☆
コメント0
関連動画1
オススメ作品
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
あやすように揺れる 白銀の
霞に包まれる 丑三つ時
妖 仲良しこよし
今宵は子供騙し
願いも祟りも紙一重
光陰 表裏
八百万の神に何を祈る
おにさんこちら
「言葉は君の写し鏡さ」
二面性 白黒...ならざるもの/歌詞
るりねまろ
A1
幼馴染みの彼女が最近綺麗になってきたから
恋してるのと聞いたら
恥ずかしそうに笑いながら
うんと答えた
その時
胸がズキンと痛んだ
心では聞きたくないと思いながらも
どんな人なのと聞いていた
その人は僕とは真反対のタイプだった...幼なじみ
けんはる
Embark on flights bos to Iceland that seamlessly connect these two distinctive destinations. Departing from Boston Logan International Airport, travel...
flights bos to iceland
emily4747
*3/27 名古屋ボカストにて頒布する小説合同誌のサンプルです
*前のバージョン(ver.) クリックで続きます
1. 陽葵ちず 幸せだけが在る夜に
2.ゆるりー 君に捧ぐワンシーンを
3.茶猫 秘密のおやつは蜜の味
4.すぅ スイ...【カイメイ中心合同誌】36枚目の楽譜に階名を【サンプル】
ayumin
Hello there!! ^-^
I am new to piapro and I would gladly appreciate if you hit the subscribe button on my YouTube channel!
Thank you for supporting me...Introduction
ファントムP
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想