線香花火

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BPM=180


作詞作編曲:SO-YA

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瞼を閉じれば昨日のことのように
浮かびあがる
初めて二人で行った夏祭りの日
恥ずかしそうに
浴衣で手を振り駆け寄るその姿に
胸高鳴った
こんな毎日が ずっと続くだろうと
信じていたのに

蝉の声も髪の香りも
全部全部覚えている

貴女と過ごした思い出達が線香花火の火花のように
一つ一つが小さく輝いて夏の夜風に吹かれ消えていった

暑さが和らぐ10月の始め頃
揺らぐ想い
初めて二人が互いに背を向けあい
口を噤む

残る熱も重ねた時も
全部全部溶けていく

当たり前と思っていた日々が線香花火の火種のように
唐突にその輝きを失って暗い闇にポツリと落ちて消えた

浮かぶ月も並ぶグラスも
全部全部割れていく

二人で過ごした小さな部屋で線香花火の最後のように
静かに、ただ静かにこの命の灯火を一息で吹き消した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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線香花火

閲覧数:159

投稿日:2020/01/13 14:19:49

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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